鍼灸講座・セミナー受講と開業

鍼灸の講座を受ける目的は、どこにあるのでしょうか?

鍼灸講座やセミナーの役目は学校では教えきれない治療方法を、補完する役目をになっているのでしょうか?

私が体験した講座やそこで出会った方たちを思い出しながら、開業につながる講座とは何かを考えます。

開業したり治せる鍼灸師になる早道は、以前ほかで述べたように「弟子入り」をすることです。

自分のやりたい鍼を見つけ出し、伝手を得て弟子入りをするのです。

まずどのような鍼治療方法で、どのような疾患を治す鍼灸師になるのか、そこを明確にすることが第1段階です。

2年間という長い期間先生に私淑するのですから、事前に調べ尊敬できる方でないと、途中で挫折してしまう危険性があります。

受ける方も教える方もこれからの人生をかけるのですから、覚悟が必要ですのでその入口が狭いのは仕方がないでしょう。

私はそのような狭き門から開放してセミナーが、広く行われるようになったと考えました。

いまは両者は明確に区別すべきものであると思います。

また別の項でのべたように「弟子入り」についても、従来の概念とは全く異なる本質を述べました。

結論から言うと治せる鍼灸師への早道「弟子入り」は、治せる鍼灸師の気を2年間の間に先生から譲り受ける、修行の期間であると定義しました。

鍼灸は理論や技術も大切ですが、その前に東洋医学の基本理念である「気」の習得が重要なのです。

その早道が「弟子入り」なのです。

では講座とかセミナーでは、気の習得が出来ないのでしょうか。

気功師に習ったのではだめなのでしょうか?

直伝霊気のようなものもありますが?

それは鍼灸師の治せる気ではないのです。

自らの内なる気のレベルを上げるには、習得したほうが良いと考えます。

治療家の気とは異なる気を持つ気功師が、鍼灸師のように治せるとは聞いたことがないので、やはり別物と考えたほうが回り道しないと思います。

開業については講座を受けたからと行って、約束されたものではないことはおわかりのことと思います。

ほかの治療院では行っていない、頭や耳や手のひらに刺す珍しい鍼だから、一度やってみようなんて酔狂な人はいないと思います。

治してくれると思うから治療に行こうとなるのです。

その思いを受け止めるだけの治療成果を挙げられると思えたら、そこはもう開業する時期なのです。

その機会を天啓のように与えられた方のことは以前書きました。

有名な治療家の治療を2年間受けたら開業しなさいと、場所も指定されてそれに従ったら繁盛店になったということです。

もちろん治療だけでなく講座にも参加して、技術は習得していました。

その上に治療を通して先生の気を授けてもらっていたのです。
講座参加をしていると、この講師は気を書物で読んで頭で理解しているとか、この方は理論に従って治していると言っているが、強い自分の気のパワーで治しているのが分かっていない、

人には教えられないがなんでも治せている方、などなど様々な講師の方がいらっしゃいました。

少ない体験の中で気がついたのですが「気について書物を読んで分かり、気功ななどの体験を通して体感している、氣とは何かを理解していて人にも教えられる」全部を理解している方は皆無でした。

年間数万円の授業料で且つ大人数の人間に、自分の気を分け与えることは出来ないと思うししませんよね。

このような話があり素晴らしいと思いました。

試しに5人ほどに鍼灸を1年間教えたら、全員が開業してびっくりした。

少人数で初めてだったこともあり、相当気を込めたことの結果だったと思います。

講座形式でもこのような成果を出すことはできる例です。

ただ多くの場合参加者の2割程度が理解すれば、その講座は成功なのではないでしょうか。

あるセミナー参加した時に主催者が仰っていたのを聞いて、そのぐらいなんだと思いました。

その講座は破格の成果を挙げられたといえます。
冒険とは綿密な計画を立て、予測をし危険性も加味して行うのであって、それ以外は単なる暴走であると聞いたことがあります。

開業する決断はどこにあるのでしょうか。

資金計画でしょうか、立地計画でしょうか、集客力でしょうか?
最後の決断は治せるという見通しが立ったときではないでしょうか?
上記の3つを完璧にこなしてあえなく閉店に至ったことを知っています。

まず治せる技術ではないでしょうか?

鍼の技術ではなく、自分の待っている治療技術ということです。
むかし出張先の元大学教授がこう教えてくれました。「きみ、今の社会では(アピールする媒体がるので)治せる技術があれば、世間はきっと放っとかないよ!」

口コミしかなかった時はいざしらず、現代は様々な方法があります。

治せる人より優れたところがあれば、世間様は見つけ出してくれるということです。
宿泊研修に参加した時の雑談で「隣の病院で名の通った鍼灸師を呼んで、週何回か治療を行うようになったんだ」と嘆いていた方がいました。

いままで何か学んだとか研鑽を重ねたとかなかったようで、慌てていま評判のセミナーに参加したようでした。
日本では鍼灸以外にも様々な治療方法や治療家がいます。

腰痛肩こりなら整骨医院、整体院、カイロプラクティック、気功院、気功整体院、レイキ療法、お手当さん、踏んづけや、筋伸ばし、日本刀で体を叩く、日本酒を吹くつけて木刀で強くこする、いろいろ様々な民間療法が存在します。

その中で生き残るためには、相当な覚悟と技術力が必要だと思うのです。

その現実を学生時代に知るから、仕事を持って夜間に通う生徒は、卒業とともに元の職場に帰るのです。
私が何故弟子入りの経験もなしに開業し、様々な疾患中には癒着のように世界では切らずに治せるのは、私だけというようなことができるようになったのでしょうか?

様々な疑問に思うことを必死になって考えたこと、無くなる前に金成万先生と濃密な時間を持てて、それまでの疑問が氷解しかつ未来につながるヒントを与えていただいたこともあります。

しかし学生時代に戻って考えれば当時の東洋鍼灸専門学校の先生は、講師の身分ですべて治療院を開設していて、過去から多くの患者さんを治されていた方たちでした。

その気を3年間に渡っていただいていたのでしょう。

更に少人数で開いたセミナーに招いた先生方の気をいただいたのでしょう。

気功の達人に出会えた幸運もありました。

レイキも受講しました。

様々な治療家の治せる気を知らずにいただいていたことが、開業後の治療につながっていたのでしょう。

治せる気を養い ほかでは治せないしっかりとした技術の習得を得れば、隣にどのような治療院や病院がたっても、開業も開業後も自信をもって続けられることと思います。

研究すれば研究するほどのめり込んで、この上なく楽しい世界が広がってくるはずです。

私の講座では

1 気とは何か
2 気の養いかた
3 気の運用方法
からはじめ前後期と分けて、運動器疾患と免疫疾患を学びます。

ここまでくれば開業のハードルは相当低くなるはずです。

自己研鑽を積んだあとは、二千年間こえられなかった問題や治療困難・不可能だった、免疫疾患・心臓疾患・脳神経疾患までを学べます。

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