鍼灸師になるには?Q&A

私が鍼灸師になろうと思ったのは、もう29年前になりました。

当時はインターネットが発達していなかったので、図書館で資格取得の情報は得ました。

いまは簡単に質問サイトで情報を得ることが出来ますね。

鍼灸師になりたいと思っても、一般的には馴染みのない職業なので、意外と情報を得る手段はないのです。

17年ぐらい前の回答を見ると、「鍼灸専門学校に入り受験資格をとり、国家試験を通れば鍼灸師になれます」でした。

それが変わってきたのは13,4年前頃からだったでしょうか。

「主人が勤めをやめて来年から鍼灸学校に入ると言っています。私は心配で心配で、鍼灸師ってどのような職業でしょうか」

という質問に「ご主人に言ってください。鍼灸師で食べるのは難しい。すぐ開業したとしても年収100万ぐらいしかならないでしょう」

と否定的な答えが載るようになったのです。
質問の答は現在どうなっているのか見てみました。

もう少し詳しくそして否定的な回答が並んでいました。

「開業」に限って見ればそれぞれであって、そこそこやっている人もいればかなり稼いでいる人もいる。

ただそこまで行くのにも大変な世界であって、資格を取ったから到達できるほど生易しいところではありません。

28年前の資格取得者は8万人と言われていました。

いまは10万人を超えるほどになっているのですね。
二千年の歴史がある鍼灸ですが、感染症を除いた病気全般に対処出来ている鍼灸師は、ほとんどいないでしょう。

腰痛肩こり専業の治療法と認識されているとおりです。

腰痛肩こりの分野はライバルが五萬といますね。

整骨院 カイロプラクティック 整体 気功 などなど。

その他海外から入ってくる整体法、最近では筋膜リリースなど、自宅で簡単に直せる方法など、ライバルヒシメイているのが我が日本です。

ここで生き残るには並大抵の努力と勉強では足りません。
でも王道はあります。

以前から言われているのが「弟子入り」です。

しかしこの道は狭き門と言われています。

それは自分がどの師匠を選ぶかという問題、見つかっても弟子入りさせてくれるかという問題があります。
大変な世界です。
医師みたいに道しるべがないからです。

自分がどのような技術を身につけたいのか、学校の3年間では分かりません。

資格取得してまずマッサージで勤めたり開業したり生活基盤を整えてから、鍼灸の師匠を見つけ出そうとするのが常套手段です。

しかしそんな簡単にうまく行きません。

日々の生活に追われてしまうからです。

いつかは師匠に弟子入りして、マッサージから鍼に変えようと考えますが、やがて60歳になってしまうのです。
セミナーオタクみたいな人も何人も見ました。

セミナーで何かをつかもうと何年も通っている人がいました。

そこではおそらく何も治療法はつかめないと私は思いましたが、他に行く勇気がなかったのでしょう。

セミナーって終了するとそれで終わりですよね。

終了即開業何名なんてどこかの予備校みたいに、表示されているところは皆無ですね。

あ!1箇所はあるのを最近知りましたが。

つくづく難しい世界ですね。
Q&A読んでいたら、ツボなんて科学的な証明なんてされていないんだから、云々(でんでんじゃないですよ)とありました。

これを読んで回答者がどの程度かわかりました。

自分が開業したくて夢叶わなかった人だったのでしょう。

だから的確にその道を進む難しさを語れるのです。

過去にそのような人と接したことがありました。
なにはともあれ現代のしっかりと確立した理論を学び、セミナー中に気のレベルを上げれば、開業への意欲と自信は湧くはずです。
あとは宣伝ですか。
これも治せるようになれば、人(患者)はついてくるはずです。

「技術があれば世間はほっとかないよ」と言ってくれた方がいました。
この文章を書きながらセミナー主催を計画しているものとして、気を引き締めなければと改めて考えますよね。

刺し方を教えても治療は出来ないからです。

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