ディメンションとディメンション治療について考えがまとまりました。

鍼灸師にとってお年玉になるか、はたまた絶望的な考えになるか?

伝統的な鍼治療、もちろん高麗手指鍼も同じですが、鍼治療の限界があります。

それは一般的な認識であったり、西洋医学に比べてでもあったりすることですが、実は構造的な問題として鍼灸治療に関しては限界が存在しています。

人間の進化を特に脳の進化までを考えるに至らなかった、そのことが鍼灸治療の限界を生んでいたことになっていたのです。

免疫に関して元新潟大学教授阿保徹さんが発見された、胸腺外由来のリンパ球は人間が生まれた時に備わっていたものでした。

これを原始リンパ球原始免疫システムと呼んでみます。

進化とともに胸腺由来のリンパ球が生まれます。

これは鳥に進化すると生まれるものです。

これは脳でいえば鳥の脳の時代、大脳辺縁系に属するものです。

これを進化リンパ球進化免疫システムと呼びます。

すると今我々がツボとして治療点にしているのは、実は原始の脳である脳幹であり魚の脳に属するものなのです。

病気の引き金になるのは医学では、体の中にいるウィルスが何らかの働きをしているのだろうといわれています。

となるとその免疫を調整すべきリンパ球は、原始なのか進化後のリンパ球なのか?

がんになると明らかに胸腺由来のリンパ球の調整が必要になってきます。

リウマチは原始リンパ球の仕業なので、これは胸腺外リンパ球の仕業になります。

一般的に内臓疾患について免疫に関するものであれば、進化後の免疫システムの異常が関係すると見たいのですが、原始リンパ球も全身に分布することを考えると、そのように断定するのも危ないと思います。

さて伝統的な鍼では進化前の脳に支配されるツボ経絡治療なので、進化後の脳に関係する疾患には対処できないことになります。

従来から鍼灸が腰痛肩こり程度の治療と認識されていたのは、このような根拠があってのことと私は考えています。

しかし先達の中には名人と言われる方たちもいて、内臓疾患も治療できたと聞いています。

金成万師もがん治療で有名でした。

しかし彼は「わしは一本一本気を込めて鍼を刺す、それでがんを治せるのだ」と仰っていました。

つまり具体的なツボや経絡があったわけではなく、彼の持つ常人を超えた木のパワーによって「がん」を治療できていたというわけです。

気の力で進化した胸腺由来のリンパ球を活性化して、それでがん患者を救ったということでしょう。

これでは治療家の腕やパワーに頼った、名人芸になってしまいます。

ディメンション1のレベルでは、鍼治療というのは多くの疾患に対処できないというわけです。

そのボーダーラインのところに名人や達人が存在するということになります。

ディメンション2や3のツボは、まったく別なところに存在します。

興味のある方は私が私淑するポール・ノジェ博士の、耳鍼のツボをご参照ください。

鍼治療の進化はこれを超えたところにしかありません。

お年玉になりましたでしょうか。

それでは本年もよろしくお願いいたします。

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