手指鍼の技術 その6 心臓病の治療も

鍼灸の世界では二千年以上前から、心臓の治療は行ってはいけなとされていました。

正確には心臓の気、心経の気を調整してはいけないと言われ続けてきました。

なぜ?

その説明は心臓が臓器のなかでは王様、すなわち「君主」の地位にあるからだとされてきました。

この国は君主で成り立っているのだから、もし君主が倒れたら国そのものが成り立たない。

そこで君主は悪くなるはずがない、だから直接治療はしてはいけないというものでした。

また君主が悪いならその臣下である、心包経の気の調整をする、または他の臓器の気の調整をする。

このようにして遠回りで治療を行うことがされてきました。

私の心臓は左室肥大で、心電図に異常波が出ています。

しかし自分で治療をする前は、不整脈で不快感があったり、体調もおかしかったことがつい最近までありました。

26年前の40歳から鍼灸学校に入学して、無理を重ねた結果がこのようなことになった原因でした。

とはいえ不整脈はやがて思い心臓疾患になる危険性もあるでしょうし、脳梗塞などの危険性もはらんでいます。

なにはともあれ古典には書かれているが、直接心臓を治療する術はないかと考えました。

自身の脳溢血後遺症のリハビリを兼ねて、ロードバイクに乗ったところ不整脈が増幅されてしまいました。

そこで遠回りするのは嫌なので考えて、心経を調節するのではなく心臓そのものを治療してしまおうと考えました。

ツボはすぐ見つけその力関係、崩れたバランスは計測できました。

1か月ほど治療を行うと、すっかり不整脈のことは忘れるほどになりました。

この結果を考えてみると、古代中国人の叡智を理解できるようになりました。

このことは別のページ「心臓疾患治療相談室」で述べていますので、それをお読みください。

このことから私はいま東洋医学で考えられている心臓は、実は一つの臓器として考えるのではなく、4つの臓器と付随する部品が合体した臓器と考えるのが正解だと考えるに至りました。

古代の中国人は何も好んで心臓を「君主」に例えたのではなく、後世の人間が誤って患者を殺さないように、戒めとしていたことが理解できるのです。

手指鍼の可能性はこのように、古典に述べられていて今まで確たる説明が出来なかったものまで、一歩も二歩も踏み込んで解明可能なことなのです。

西欧人は当然として中国人も韓国人勿論日本人も、いままで誰も意味が分からなかった、東洋医学のバイブルに書かれた真の意味まで解明できる、そのような道具の一面を持つのが「手のひら先生の高麗手指鍼」です。

まだまだ手指鍼は秘めた力を見せていないのです。

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