弟子入りについて その1

鍼灸の治療技術の伝達に「弟子入り」があります。

この弟子入りとは何かを考えてみているうちに、今まで誰も気が付かなかったその真の意味を解明しました。

私の行うのは講座になりますが、この弟子入りの真の意味を踏まえ講義を進めるつもりです。

この弟子入りについて数回にわたり、その真の意味について語りましょう。

さて2チャンネルで鍼灸について、多くの書き込みがありました。

そこでは今も10年、20年前も、同じことを語りあっていました。

語るから徐々に苛立ちからか、罵り合ったり言葉がきつくなったりしていました。

鍼灸師のつくり方は、昔も今も変わりません。

学校の授業では鍼灸師としてどう生きていくなんて、なあ~んにも教えてくれないのです。

どんな鍼灸師に成るのかは自分で見つけなければならないのです、何年もず~と昔からそして今もおなじことなのです。

学校は受験資格を取れることと、試験に受かるように教えてくれるだけです。

しかし今の方が学生がどのようにしたらよいのか、まったく分からないで迷っている度合いが強くなっているのではないでしょうか。

70歳から上の方たちなら、あんま鍼灸師はめくらがやる仕事、こう社会的に評価されてきたことをご存知でしょう。

いまは専門学校があって資格を取る、一見他の資格取得機関と同じようになっています。

でも中身は今も昔も変わっていない、未来も同じように推移するはずです。

ジャニーズのスマップの一員中居正広が、まんが「花いちもんめ」の主人公をしていました。

結構毎週楽しみに見てました。また復活するそうですが。

主人公が学校で優秀で自他ともに認める優等生だったのが、お店に入ったら全く役に立たなかったということがありました。

我が母校東洋鍼灸専門学校は、その昔と言っても私が入学した25年以上前のそれ以前は、卒業生は引く手あまただったそうです。

実技に力を注いでいたからだと思います。

それは生徒が先輩のことから学んだり、積極的に外で学んでいたからでした。

成績は卒業すればいいぐらいにして、積極的に外で学んでいたようです。

だから成績優秀で表彰された生徒は、開業できないという伝説があったようでした。

でもそれはあんまマッサージの話で、鍼については卒業してからの勝負と言うことだったようです。

鍼は如何に学校で学んでいても、多くの理論技術実践で学ぶことなど、様々な要素が多すぎてやはり10年は必要な修業期間が必要です。

私は勤めているところは3年で辞めようと入ったのにもう20年も勤めてしまい、これをきっかけにして辞めてもいいぐらいに思い入学しました。。

体調が生まれてこの方すっきりしたことが無く、就職して5年ほどしたときに脱サラしようと、何かを目指して勉強を始めたらひどい蕁麻疹になってしまいました。

それを治す方法を探しているうちに、治った治療方法が鍼灸関係だったのでした。

気が付いたらもう40歳手前で試験も受けず出世も止めたので、資格を取ってこれを定年後の仕事にしよう、それぐらいにしか思っていなかったのです。

それでも一旦入学したからにはと、1年目はこの世界この業界を知ろうと、鍼のメーカーと言っても本当に工場とは言えない、しもた屋のような所を何件も回った記憶があります。

書店も東大前の井上書店から代々木の東亜書店、神保町の古書店街や医道の日本社、たにぐち書店三景書店など様々なところを、自分で見つけ必死に歩きましたね。

実際の鍼灸治療院の世界は患者としてしか見ていないので、もしこの時少しでも治療側としての体験をしていたら、この世界には入らなかったかもしれません。

公務員だったのでアルバイトはできませんでした。

なんでそんな情熱があったのかと言うと、先生方から開業などせずに今の仕事を全うしろと言われたことで、反発心がめらめらと燃えたからかもしれません。

しかし1年生の時はまだ開業などは頭の中にはそれほどあったわけではありません。

ただ先生方に「外で行っているセミナー参加」について質問しても、「学校の勉強だけで良い」としか回答がなかったのがかえって不信感を覚えたのでした。

入学して気が付いたのはその時から国家試験になり、どうも我が校は時代の学校制度から少々外れていたことに気が付かされたからでした。

また先生方は学校の創立者柳谷素霊から直接教えを受けた方たちで、学校にいることが即時代の最先端を走っていた鍼灸を学べることだったのでした。

「開業かあ?」と漠然と頭に描き、1日セミナーなどに参加してみると、学校の授業に何故か不安が芽生えて来たというわけです。

焦りかもしれ無かったかも。

2年生になった時これも何回か書きましたが、今は母校の鍼の先生に戻られたようですが、トレーナーの世界では神様のように思われている井上良太先生が、当時は按摩の先生でした。

ある日授業前に先生が誰に向かってでもなく怒って言いました。

「お前ら鍼もあんまもおなじことやってるんだ。気で治しているんだぞ!」

結構怒ってましたね。

私は「ああ!またバカが按摩やマッサージを下に見て、バカにしたことを言ったんだな」と思いました。

鍼灸学校には「鍼師 灸師 あんまマッサージ指圧師」を3年間で受験資格を取れる教室と、前の2つの教室とに分かれます。

長らく視覚障碍者のために学校は増えなかったのですが、小泉政権から規制緩和で前2者の資格教室は、自由に増やせるようになりました。

あんまマッサージ指圧は視覚障碍者のために、反対が多かったのでしょう規制はいまだあります。

ちなみにヨーロッパではマッサージは資格はいらないそうです。

日本のように強くたたいたり圧したりすることが無いので、事故がないからと考えています。

そんな昔からの空気と、なぜか道具の鍼を使った方が疲れないし高級そうな感じがあるのか、新入生はあんまなどの手技を下に見る風潮があります。

しかしこのことのおかげで、「気って何?」と言う疑問が湧いたことが、私の本格的な鍼灸修行のきっかけになったというわけです。

古代中国人が考えたこの世の森羅万象すべてを、気で読み解くわけですから範囲は無限台です。

その中で東洋医学の気もまた範囲は広いのです。

気と言うもの存在を知っても、それが書物内だけで知った知識か、実戦で得たものか様々な形があります。

鍼灸師でも、書物の中に書いてあるので知識としてのみ知っているが体験的には知らない、体験的に気を習得しているがそれに気が付いていないで、自分はこのような理論で治していると信じている方。

このような方はたちが悪いです。気のパワーで治しているのに理論で治していると信じているので、弟子たちは分からない治せないということが起きてしまうのです。

気が大切と気が付いても、気を習得するどこで習得するかと言うのは、中々難しい問題です。

カルチャーセンターはおやめなさい、プロが気を習得するところではありません。

カルチャーセンタの講座の仕組みを知れば納得するはずです。

気功教室と考えてすぐ中国人ならと頭に浮かぶでしょうが、これも怪しいもので日本人即柔道家につながらないのと同じです。

気とは何か?これは書物を読めば分かります。

簡単な気功教室でも教えてくれるはずです。

習得するには呼吸法、腹式呼吸法がその中心であることは誰でも言っています。

そこからプロが手に入れられる気功、気のパワーがどのように手に入るかが、最大で最難関なのです。
でも
それは専門学校では残念ながら手に入りません。

昔も今も同じです。

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